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東京大学 前期 1976年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1976年 第4問 (解答解説)

📝 問題

であるようなのおのおのの値に対して, の関数を考える.

  1. 区間においての最小値を与えるの値はに関係して定まる数である. が0から1に向って動くとき,点はどのように動くかを図示せよ.

  2. 区間においての最小値を与えるの値をとする. が0から1に向かって動くとき,点はどのように動くかを図示せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

与えられた関数

について考える. 一階微分は

だからの増減表は以下のようになる.

表 1: の増減表

従っての極小値を与えるは

である.がの範囲で動く時のの挙動を調べよう. は(式3)より

である.をで微分すると

であることに注意してをで微分すると

である.(式3)よりではだから,である. 従っての増減表は以下のようになる.

表 2: の に関する増減表

よって,を動かした時のの軌跡は下図のようになる.ただし端点は除く.

$(\alpha, f(\alpha))$ の軌跡(端点を除く)

図 1: の軌跡(端点を除く)

(2)

(1)の増減表およびより,との大小によっては以下のようになる.

この二つの大小を比べるとより

だから,(式12)に代入して

であり,特にの時は

は単調増加関数である.これと (1) より求める軌跡は

であり,図示すると下図のようになる.ただし端点の白丸は除く.

$(\beta, f(\beta))$ の軌跡(白丸は除外,黒丸は接続点)

図 2: の軌跡(白丸は除外,黒丸は接続点)

【別解】

(1)の解答では連鎖率を用いての微分を計算したが,ゴリ押しで以下のように計算することもできる.(式8)以下,

である.この分子を として整理を続けると

となる.ここで簡単のため

とおくと(式3),(式8)は

だから,まずを(式21)に代入して

式

を得る.の時,およびだからであり,よって(式17)より

である.

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