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東京大学 前期 1977年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1977年 第4問 (解答解説)

📝 問題

正方形 の頂点 ,,, が それぞれ 平面上の点 ,,, の位置にあるとき, 点 の位置にある正方形 内の点を とする. ただし, とする.

正方形 が上の位置から出発し, 第一象限内において 軸上をその正の向きに滑らずにころがって行くとき, 点 が動いてできる曲線を とする. 3直線 ,, と曲線 とで囲まれる図形を, 軸のまわりに1回転してできる立体を考え, その体積を で表す.

を の式で表せ. が の範囲を動くとき, が最小となる の値および の最小値を求めよ.

正方形$S$の運動

図 1: 正方形の運動

✏️ 解答解説

【解答】

正方形 $S$(一辺 $2$)の転がりに伴う各姿勢(点線)と点 $P$ の軌跡 $C$

図 1: 正方形 (一辺 )の転がりに伴う各姿勢(点線)と点 の軌跡

半径の正方形が滑らずにころがるとき,点の軌跡を考える.

  1. が点を中心として時計回りに回転するとき: 点は点を中心とし,半径の円弧を描く. 座標はからまで変化するから,この区間の曲線の方程式は

    である.

  2. の次の頂点がに接地し,この点を中心として時計回りに回転するとき: 点と点との距離はである. 座標はからまで変化するから,この区間の曲線の方程式は

    である.

  3. 同様に,さらにがころがるとき,曲線は直線に関して対称である. 実際,各区間の方程式は

    となる.

曲線が直線に関して対称であることから,求める立体の体積は,の部分の回転体の体積の倍に等しい.すなわち

である.そこで以下を計算する.

を各項計算すると

第項

および

第項

である.

したがって(式10),(式16)を(式6)に代入して

これより,求める体積は

である.

において,であり,等号はのとき成り立つ. よって,が最小となるの値およびその最小値は

のとき最小値(答)

である.

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