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東京大学 前期 1977年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1977年 第6問 (解答解説)

📝 問題

【新課程】

座標の定められた空間において, 直線は2点,を通り, 直線は2点,を通る.

  1. を含みに平行な平面の方程式をの形に表せ.

  2. 点を通り,の両方と交わる直線をとする. との交点およびとの交点を求めよ.

【旧課程】

を正の定数とし,の範囲で 関数を考える.

  1. の最大値,最小値を求めよ.

  2. の値の変化に応じて,のグラフの変曲点の個数はどのように変化するか. また,この個数の変化に応じて,のグラフの凹凸はどのように変化するか.

✏️ 解答解説

【解答】

【新課程】

(1)

直線の方向ベクトルを,直線の方向ベクトルをとすると, 題意より

である. これらに垂直なベクトルとして

が取れる.

求める平面は直線を含むので点を通り,かつを法線ベクトルとするから,平面の方程式は

(答)

である.

(2)

上の点をパラメータおよび定数を用いて

とかく.これがと交わるので,(1)から

を満たすがある. (式5)においてそれぞれ対応するをとして

および

を満たす.このようなが存在するようなについて考える. まず(式8)において第一式と第三式からを消去して

よりまたはである.は第二式を満たさず不適だから

である.次に(式9)において第一式と第三式に(式11)を代入して

だから,これを第二式に代入してを消去すると

だから,

となり,

である.(式11),(式15)よりが必要であり,この時として(式8),(式9)は満たされる.よって求める交点の座標は

との交点との交点(答)

である.

【旧課程】

(1)

与えられた関数

について考える. 倍角公式 よりとおくとはの二次関数:

になる. より だから,この範囲でのの最大最小を考えれば良い.平方完成して

だから,この放物線は上に凸で,軸は直線 である. の大きさによって場合分けする.

の時

(i) $0 < a \leqq 1$ のとき

図 1: (i) のとき

この時は軸が だから は で単調に減少する. したがって,最大最小は端点でとり,

である.

のとき

(ii) $a > 1$ のとき

図 2: (ii) のとき

軸について だから最大値は常に頂点でとり, 最小値は軸から遠い方の端点でとる.従って求める最大最小値は

である.

以上をまとめると,

のとき最大値最小値のとき最大値最小値(答)

である.

(2)

をで微分して倍角公式を用いると

である.()とおき,

とする.次方程式 の判別式は であるから,相異なるつの実数解

をもつ. ここで

であるから,常に である. 一方, については

であるから, の値によって次のように場合分けされる.

の時

より である. したがって, において となるのは のみである.

$0 < a < 1$ における $h(t) = 2at^2 + t - a$ のグラフ($-1 \leqq t \leqq 1$ での解は $t = \beta$ のみ)

図 3: における のグラフ( での解は のみ)

より, を満たす は

の個存在する.従っての増減表は以下のようになる.

Extra open brace or missing close brace\rotatebox[origin=c]{-45}{\curvearrowrightExtra close brace or missing open brace}変曲点Extra open brace or missing close brace\rotatebox[origin=c]{45}{\curvearrowleftExtra close brace or missing open brace}Extra open brace or missing close brace\rotatebox[origin=c]{-45}{\curvearrowleftExtra close brace or missing open brace}変曲点Extra open brace or missing close brace\rotatebox[origin=c]{45}{\curvearrowrightExtra close brace or missing open brace}

表 1: における の増減・凹凸表

従って変曲点は個である.

の時

この時は, である. となる点は , であり, となる点は である. 従っての増減表は以下のようになる.

(下に凸) (変曲点) (上に凸) (極大) (上に凸) (変曲点) (下に凸)

表 2: における の増減・凹凸表

従って変曲点は個である.

の時

より である. したがって, となり, において となる解が のつ存在する. これらに対応する を小さい順に

とおくと, である. 従っての増減表は以下のようになる.

(下に凸)変曲点 (上に凸)極大 (上に凸)変曲点 (下に凸) (極小)

表 3: における の増減・凹凸表

従って変曲点は個である.

まとめると,

  1. のとき: 変曲点の個数は個. 凹凸の変化は, で下に凸, で上に凸, で下に凸 (ただし は を満たす ).

  2. のとき: 変曲点の個数は個. 凹凸の変化は, で下に凸, で上に凸, で下に凸, で上に凸, で下に凸 (ただし は , は を満たす ).

(答)

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