京都大学 前期 1983年 第5問 (解答解説) 📝 問題 平面上に動点,がある. は時刻0のとき点にあり,速さ1で軸上を正の向きに進む. 他方は時刻0のとき軸上の点にあり,速さ1で軸上を正の向きに進み, ある時刻 で向きを変え,速さをに変更してに到達するように直進するものとする. 時刻から到達する時刻までの時間が最小になるようなを求めよ. ただし,とする. ✏️ 解答解説 【解答】 図 1: の折り返し点と の到達点が作る直角三角形 到達時刻を とする.上図のように切り替え時刻での点 P, Q を, 到達時刻での点をとおくと点のでの速さがだから である.そこでに三平方の定理を用いて である. さて, とすると を最小にする をもとめれば良い.(式3)に代入してを消去すると だから両辺 で微分して, を得る.そこでこの符号を考える. これは のもとで2乗して良い. のときは常に である: だから,の増減表は以下のようになる. 表 1: の増減表 したがってが最小になるのは の時である.