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東京大学 前期 2010年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 2010年 第4問 (解答解説)

📝 問題

を原点とする座標平面上の曲線

と,その上の相異なる2点,を考える.

  1. を通る軸に平行な直線と,直線との交点を,それぞれ とする. このときとの面積は等しいことを示せ.

  2. とする. このときのの範囲にある部分と, 線分,とで囲まれる図形の面積を,,を用いて表せ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた曲線を

とする.

曲線 $y = f(x)$ の概形

図 1: 曲線 の概形

(1)

曲線 $y = f(x)$ の概形と三角形 $\triangle OP_1H_1, \triangle OP_2H_2$

図 2: 曲線 の概形と三角形

題意の直線は各々 であるから, となる. の面積 とすると,はサラスの公式から

となり, は によらない一定値となる.よっても同じ値になりである.よって題意は示された.

(2)

求める領域 $S$(青斜線)と等積な図形 $P_2H_2H_1P_1$(赤斜線)の幾何学的対応

図 3: 求める領域 (青斜線)と等積な図形 (赤斜線)の幾何学的対応

の時,図形の概要は上図のようになる.から軸におろした垂足をとする. と の交点をとすると,求める面積は

図形

である.(1)からだから

図形図形図形図形図形図形

である.の正負に応じて以下のパターンが考えられる.

$x_1, x_2$ の符号による図形 $P_2H_2H_1P_1$(斜線部)の3つの配置パターン

図 4: の符号による図形 (斜線部)の3つの配置パターン

それぞれ式に起こすと

台形図形台形図形図形台形図形

だが,これは符号付きの面積を考えると

台形

と統一的に扱える.以下個別に項を計算する.

図形の面積を求めるため,を逆にとくと

であり,図から だから両辺 以上なので2乗して

である.

従って

図形

である.また,

台形

である.

(式18),(式19)を(式12)に代入して求める面積は

台形積分

である.

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