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東京大学 前期 2006年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 2006年 第3問 (解答解説)

📝 問題

を原点とする座標平面上に,軸上の点と直線が与えられている. ここで,,とする.

いま,傾きがの直線を対称軸とする対称移動を行うと, 原点は直線上の,第1象限の点に移り, 軸上の点は直線上の,第1象限の点に移った.

  1. このとき,をとで表せ.

  2. 次の条件を満たす点が存在することを示し,そのときのの値を求めよ.

    条件:どのような に対しても, 原点を通り直線に垂直な直線はとなる.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

折り目の直線 $l$ に関する対称点 $Q, R$ と直線 $m$ の位置関係

図 1: 折り目の直線 に関する対称点 と直線 の位置関係

題意より点はにあるから () とおける. はに関するの対称点だから, かつ の中点 を が通るので,

とかける. 題意よりの傾きが だから, となって,

となる.

次に点は直線上のの部分の点だから () とおける. はに関するの対称点だから同様に,

第2式をについて解いて

である.題意よりだから分子は正で,これとより分母も正であることが必要で,

となる.(式5)を(式4)の第一式に代入して整理して

である.

(2)

まずとの関係を導く.簡単のためとおくと,三倍角の公式より

である.

題意から,の傾きとの傾きの積がであり,これが で常に成立する があることを言えば良い.よって

とする.

まず(式9),(式10)からとについての関係式は

となる.ここに(式11)から を代入すると

これが についての恒等式だから,両辺 でわって分母を払うと

である.さらに とすると

である.これが恒等式になるのは の時である.よって題意は示された.

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