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東京大学 前期 2006年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 2006年 第6問 (解答解説)

📝 問題

を定義域とする関数について,以下の問いに答えよ.

  1. 関数 は,実数全体を定義域とする逆関数を持つことを示せ. すなわち,任意の実数に対して,となるがただ1つ存在することを示せ.

  2. 前問(1)で定められた逆関数を とする. このとき,定積分を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

とおく. から である. 与えられた関数

について考える.

(1)

(式1)の両辺をで微分すると,合成微分から

だから は単調増加である. また,極限値は

だから,の増減表・グラフの概形は下のようになる.

表 1: の増減表

$y = f(x)$ のグラフ

図 1: のグラフ

従って任意の定数 に対し なる がただ1つある.

(2)

$y = f(x)$ のグラフと $y = 8, 27$ で囲まれる面積 $S$(斜線部)

図 2: のグラフと で囲まれる面積 (斜線部)

グラフの概形は上図で求める面積 は斜線部である. 各点を計算すると,

だから,は

図形

となる.第三項を計算すると

だから,(式12)に代入して求める面積は

である.

【別解】

(2)

(式12)は図形的な処理に頼らなくても置換積分で出てくる. とおく. なる置換をして,

であり,これは(式12)と同じである.

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