東京大学 前期 1992年 第3問 (解答解説) 📝 問題 ,を正の実数とする. 座標空間の4点,,,が半径1の同一球面上にあるとき, ,,,を頂点とする四面体に内接する球の半径をとすれば, 次の二つの不等式が成り立つことを示せ. ✏️ 解答解説 【解答】 図 1: 四面体 と外接球の中心 を通る半径の円の中心とする. よりは線分の垂直二等分面上にある. 同様に考えて,は,の垂直二等分面上でもある. の垂直二等分面は, の垂直二等分面は, の垂直二等分面はだから, である. ここでであるから, である. また,四面体の体積を通りで表して, である.(式1),(式5)のもとで題意の不等式 を示す. さて,AM-GMおよび(式1)より, である. また,コーシーシュワルツの不等式から, である.以上に注意する. (式6)について (式5)の両辺をで割って整理して, だから,両辺二乗して 式式 より,(式6)が示された. (式7)について (式6)の左辺は(式11)より正だから両辺平方根をとって, である.ここで右辺についてAM-GMおよび(式8)を用いると だから(式18)に代入して となる.故に示された.