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東京大学 前期 1992年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1992年 第2問 (解答解説)

📝 問題

平面において,座標,座標ともに整数であるような点を格子点と呼ぶ. 格子点を頂点に持つ三角形を考える.

  1. 辺,それぞれの上に両端を除いて奇数個の格子点があるとすると, 辺上にも両端を除いて奇数個の格子点があることを示せ.

  2. 辺,上に両端を除いて丁度3点ずつ格子点が存在するとすると, 三角形の面積は8で割り切れる整数であることを示せ.

✏️ 解答解説

【解答】

点 に対し, とおく.

(1)

成分から偶数 $2$ がくくり出せるとき,線分内部の格子点数が奇数個になる構造

図 1: 成分から偶数 がくくり出せるとき,線分内部の格子点数が奇数個になる構造

上に端点除いて奇数個の格子点がある時, を互いに素な自然数として

とおいて良い.従っては

である. より,の成分はいずれも偶数だから, たしかに 上には端点を除いて奇数個の格子点がある. よって示された.

(2)

$\triangle ABC$と格子点の様子

図 2: と格子点の様子

(1)と同様にしては

とおけるから, の面積 として

である. ここで より,たしかに は 8 の倍数である. よって示された.

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