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京都大学 前期 1998年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1998年 第1問 (解答解説)

📝 問題

直角三角形に半径の円が内接していて,三角形の3辺の長さの和と円の直径との和が2となっている. このとき以下の問に答えよ.

  1. この三角形の斜辺の長さをで表せ.

  2. の値が問題の条件を満たしながら変化するとき,この三角形の面積の最大値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

直角三角形の内接円と接点

図 1: 直角三角形の内接円と接点

となるよう,3頂点 を定め, とおく.内接円の中心 から各辺に下ろした垂線を とする.題意から

である.

(1)

題意より が正方形だから,であり, よって

である.これを(式1)に代入して

だから(式1)から斜辺の長さは

である.

(2)

(式4)とより

である.

の面積を とすると,

である.以下この最大値をもとめる. であり, の存在条件から

である. このもとで は の2次方程式

の より大きい2実解である.判別式 とするとの存在条件は

である.(式5)と合わせてこれを図示すると下図斜線部である. ただし境界は のみ含む. したがって求める最大値は

である.

判別式と根の条件が与える$(r,S)$の範囲

図 2: 判別式と根の条件が与えるの範囲

【別解】

を完全に消去する方向性もあり得る. 内接円と三角形の関係から,をふた通りで表すと

だから,(式1)より

である.(1)よりだからは

の二解である.よって条件は

で, となるからが

である.

$S(r)=r(1-r)$ のグラフと最大値

図 3: のグラフと最大値

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