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京都大学 後期 1992年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 後期 1992年 第2問 (解答解説)

📝 問題

一辺の長さがの立方体がある. ただし,つの正方形,は立方体の向かい合った面で,,,は,それぞれ,立方体の辺である.

立方体の各面は一辺の長さの正方形に碁盤目状に区切られているとする. そこで,頂点から頂点へ碁盤目上の辺を辿っていくときの最短経路を考える.

  1. 辺上の点を通過する最短経路は全部で何通りあるか.

  2. 頂点から頂点への最短経路は全部で何通りあるか.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

題意の立方体は図1である.

立方体の様子

図 1: 立方体の様子

題意の場合の数は展開図ADRQ(図2)において,AからRへ行く最短経路に等しい.

展開図ADRQの様子

図 2: 展開図ADRQの様子

全体の移動回数は回であり,そのうちどのタイミングでAD方向に動くかを決めれば良いので, 求める場合の数は

通りである. (答)

(2)

どの辺を通ってへ辿り着くかで場合分けする. 頂点を通る場合は重複があるため,最後にそのような場合の数を差し引くこととする. まず,辺に関する場合わけは,以下の六通りである.

  1. 辺PQを通ってRへ行く事象:

  2. 辺QBを通ってRへ行く事象:

  3. 辺BCを通ってRへ行く事象:

  4. 辺CDを通ってRへ行く事象:

  5. 辺DSを通ってRへ行く事象:

  6. 辺SPを通ってRへ行く事象:

従って,求める場合の数は

である.(1)と対称性から,

である.

次に,二つの事象を同時に満たす(頂点を通る)ような場合の数を考える. 対称性から,AからQを経由してRへ辿り着くルートを考えると,AからQへ行くのに通り,QからRへは辺を通っていく一通りだから, 結局場合の数は通りである.従って

である.このようなケースはAとR以外の頂点の数の分,六通りある.

三つ以上の事象を同時に満たすような場合は存在しないので, 以上(式2),(式3),(式3),(式4)から 求める場合の数は

である. (答)

【解説】

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