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東京大学 前期 1997年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1997年 第6問 (解答解説)

📝 問題

を実数とする.

  1. 曲線と放物線の両方に接する直線が 軸以外に2本あるようなの範囲を求めよ.

  2. が(1)の範囲にあるとき, この2本の接線と放物線で囲まれた部分の面積をを用いて表せ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

3次関数 $y=f(x)$ と放物線 $y=g(x)$,および共通接線 $\ell_{t_1}, \ell_{t_2}$

図 1: 3次関数 と放物線 ,および共通接線

与えられた二つの関数を

とおく. のにおける接線は,より,

と書ける.これがにも接するとき,連立したはについて重解をもつ.

,

の判別式をとして,

となる.が軸であることはと同値であり,また3次関数では異なる接点における接線は異なる.したがって求める条件は,(式7)を満たすがちょうど2つあることである.として両辺で割ると,

,

を得る.この2次方程式が異なる2つの非零実数解をもつ条件は,判別式として

判別式非零,

である.

(2)

(式7)の2解を()とすると,2接線の方程式は(式2)より

である.これらと放物線との接点の座標を順にとすると, (式5)の重解だから,

,

である.また,との交点の座標をとすると,放物線の接線の性質から

となる. よりであり,グラフの概形は下図のようになる.

放物線 $y=g(x)$ と2接線で囲まれた面積 $S$

図 2: 放物線 と2接線で囲まれた面積

求める面積は斜線部だから,

式式

となる.

ここで,は(式9)の解だから,

およびより

を満たす.これらを(式18)に代入して,

を得る.

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