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東京大学 前期 1997年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1997年 第3問 (解答解説)

📝 問題

はを満たす実数とする. 空間に原点と2点,をとる.

  1. 空間の点で条件

    を満たすものが存在するようなの範囲を求めよ.

  2. 点が(1)の条件を満たして動くとき, 内積の最大値,最小値をの関数と考えて それぞれ,で表す.このとき,左からの極限

    を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた条件

について考える. また,である.

点 $O, A, B$ と垂直二等分面 $x=y$ 上の点 $P(p,p,q)$ の空間配置

図 1: 点 と垂直二等分面 上の点 の空間配置

(1)

まず題意の条件 から は線分 の垂直2等分面 上にあるので,実数を用いて と表せる. この時最後の条件について考えると

に具体的な座標を代入して

であるから,これを満たす の存在条件をしらべれば良い.

(式5)において(式1)から左辺は以上だから,右辺も以上であることが必要である.逆にこの時(式5)は楕円の方程式になって必ずこれを満たすが存在して十分である.以上から求める の存在条件は(式1)と合わせて

である.

(2)

が(1)の条件を満たしているとして以下話を進める.の内積を計算すると

であるから,以下この最大最小について考える.

(式5)を平面に図示すると以下のようになる.

$(p, q)$ 平面における楕円軌跡と $p$ の取りうる範囲

図 2: 平面における楕円軌跡と の取りうる範囲

従って図からのとりうる値は

だから,この両端をとして(式10)から

となる.両辺にをかけての極限を取ると

である.

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