東京大学 前期 1998年 第3問 (解答解説)
をとり,
とおく.
-
は整数であることを示せ. -
も整数で, と は互いに素であることを示せ. -
を を満たす正の数として,不等式 を示し,極限
を求めよ.
【解答】
図 1: 隣接する円
円
である.
図から
である.
(1)
より整数だから,以下
である.
である.
両辺に
で,仮定より右辺が整数だから
以上から数学的帰納法により題意は示された. \hfill
(2)
まず
である.ここに
だから,辺々引き算して
である.(式8)を代入して
である.
初期条件は
である.よって(1)および
以下
となり,最終行は仮定より成立するから
以上から数学的帰納法により題意は示された.\hfill
(3)
(式14)および
となる.
従って(式8)の両辺を
である.
である.ここで(式8),(式20)より
なので,
である.
である.