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東京大学 前期 1998年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1998年 第2問 (解答解説)

📝 問題

を正の整数とする.連立不等式

を満たす空間の点で,,,がすべて整数であるものの個数をとおく.極限

を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた領域

について考える.

と固定すると,

である.

これをみたす の存在条件から,

である. このもとで(式2)を図示すると下図斜線部である(境界含む).

平面 $z=k$ による切断面における条件を満たす領域

図 1: 平面 による切断面における条件を満たす領域

この内部にある格子点の数を とおく. ここで1辺 の正方形から,三角形4つを取り去ることで をもとめる.

まず一辺の正方形の周及び内部の格子点の数は

である.

直角二等辺三角形の周および内部(斜辺を除く)にある格子点の数え方

図 2: 直角二等辺三角形の周および内部(斜辺を除く)にある格子点の数え方

次に三角形の周および内部(斜辺上を除く)の格子点の数を数える. 上図の は一辺がの,は一辺がの直角二等辺三角形である.一般に一辺 の直角2等辺三角形の周及び内部(斜辺をのぞく)の格子点の数は

である.よって, の周及び内部(斜辺除く)にある格子点はあわせて

である.(式4),(式6)からは

である.よって求める格子点の合計は(式3)より

である.各項計算すると

第二項

第三項

第四項

である.

(式12),(式16),(式20)を(式10)に代入して

である.両辺をで割って

が求める極限値である.

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