【解答】
パラメータを用いて
上の点は とかける.また題意よりである.
図 1: 単位円盤 とそれに含まれる楕円 および動点
(1)
がに含まれる条件は,上の任意の点が原点との距離が以下であること,
すなわち
が任意ので成立することである.
展開して整理して
である.(式3)の左辺をとおくと
だから,一階微分は
である.はたかだか一次関数で,両端での値は
である.だから,の正負に応じての増減表は変化する.
の時
は高々1次関数であるから,でであり,は単調増加であり,増減表は以下のようになる.
表 1: の増減表 ( のとき)
したがって,この区間でのの最大値はだから, ならば(式3)をみたす.よって求める条件は
である.
の時
は高々の1次関数だからで一回だけ符号を変える.
だから,の増減表は以下のようになる.
表 2: の増減表
したがって, なら条件をみたす.
より だから,両辺 をかけて,求める条件は
である.
(式7),(式9)をまとめて求める条件は,
の時,の時,
である.これを図示して下図斜線部(境界は軸のみ含まず)である.
図 2: (式10)の条件を満たす の存在領域
これは(式10)をまとめ直せば
である.
(2)
楕円の面積は だから,が最大の時にも最大である.以下を固定して考える.(式11)からがより大きいかどうかで場合分けして考える.
で は最大値
をとる.この右辺をとおいて次にを動かす.
一階微分は
だからの増減表は以下のようになる.
表 3: の増減表
したがって,の時に
をとる.これはの時の最大値(式12)よりも大きい.
以上 から だから,
求めるの最大値は
である.