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東京大学 前期 1979年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1979年 第6問 (解答解説)

📝 問題

を正の定数とし, 座標平面上に3点 ,, が与えられたとする.

から に垂線をおろし,それと との交点を とする.

から に垂線をおろし,それと との交点を とする.

以下同様にくり返し,一般に が得られたとき,

から に垂線をおろし, それと との交点を とする.

このとき次の問に答えよ.

図 1

図 1

  1. の座標を求めよ.

  2. 上の操作をつづけていくとき, はどのような点に限りなく近づくか.

✏️ 解答解説

【解答】

題意から三角形はすべて辺の長さの相似である. ,とする.

繰り返される垂線と相似な直角三角形の連鎖($\triangle P_0P_1P_2$ と $\triangle P_4P_5P_6$)

図 1: 繰り返される垂線と相似な直角三角形の連鎖( と )

軸を実軸,軸を虚軸とする複素数平面で考える. 簡単のために

とおく. ベクトルを表す複素数をとする. 題意より

,

だからの偶奇にかかわらず

である.簡単のためにこの係数を

とおくと,(式3)を繰り返し用いて

,

を得る.初期条件から

,.

だから(式5)に代入すると

,

ついでを具体的に計算する.に注意して

だから,(式3)に代入して

である.

点を表す複素数をとすると,について

式

がなりたつ.

(1)

は(式13)にを代入して

となる.従って

,

である.

(2)

であるから,ではである. 従って(式13),(式14)より偶数番目,奇数番目ともに

となる.従って求める点は

,

である.

【別解】

とは180度逆向きで相似比は である.従って

.

同様に繰り返して,について

となる.ここで

,

であるから

,

となる.相似比から各辺は0に収束するので, 残りの添字の点列も同じ点に収束する.

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