アーカイブ一覧へ戻る
東京大学 前期 1963年 解答解説 このページの閲覧数
前の年度 1962年 次の年度 1964年
🧭 1963年度の関連ナビゲーション:
第1問 (問題) 第1問 (解答) 第2問 (問題) 第2問 (解答) 第3問 (問題) 第3問 (解答) 第4問 (問題) 第4問 (解答) 第5問 (問題) 第5問 (解答) 第6問 (問題) 第6問 (解答)

この問題のOpen Issue(1件)

GitHubで確認 ↗

情報取得:。最新の状態はGitHubで確認できます。

東京大学 前期 1963年 第2問 (解答解説)

📝 問題

は平面上の定点, はこの平面上の定直線で, から までの距離は である. また,,, はこの平面上の動点で, は 上にあるものとする. ,, の長さはそれぞれ一定で,,, に等しい. このとき の動きうる範囲を図示し,その面積を求めよ.

図 1

図 1

✏️ 解答解説

【解答】

が 軸に一致し, となるように 平面をおくと下図のようになる.

与えられた条件

について考える.

まず,点 について,(式1)より は中心を , 半径を とする円

上をうごく.同様に点について考えると,の長さはとの間だから

となる.従って点 は,を中心とする半径からの円の間のドーナツ型の領域:

上をうごく.

最後に点が軸上にあり,かつ(式3)を満たすから,このようなが存在するための条件は と軸の距離が(式3)以下であることで,(式8)と合わせて

である.これを図示すると下図斜線部(境界含む)である.

点 $R$ の満たす領域(斜線部境界含む)

図 2: 点 の満たす領域(斜線部境界含む)

この面積 を求める.は下図のようにおいた半径の円の一部から半径の弓形を引いたもの:

である.

面積 $S_1$(2直線で切り取られた円片)と $S_2$(弓形)の幾何学的構成

図 3: 面積 (2直線で切り取られた円片)と (弓形)の幾何学的構成

それぞれの面積を個別に求めると,まずは円の関数を積分して

である.

次には成す角の扇形から対応する三角形の面積を減じたもので

扇形三角形

である.

(式15),(式18)を(式10)に代入して求める面積は

である.

この解答の誤りや分かりにくい点に気づきましたか? GitHubで報告する