京都大学 前期 1999年 第5問 (解答解説) 📝 問題 以下の問に答えよ. ただし,,が無理数であることは使ってよい. 有理数,,について,ならば,であることを示せ. 実数係数の2次式について, ,,のいずれかは無理数であることを示せ. ✏️ 解答解説 【解答】 (1) だから両辺2乗して である.とすると となるが, より右辺は有理数,左辺は無理数となり矛盾する. 従って となる.第二式から 又は である. の時 (式3)の第一式から である. よって となって, の時 で右辺が有理数,左辺が無理数となり矛盾する.したがって である. の時 (式3)の第一式から であり となって,と同様に が従う. 以上からいずれの場合も である.よって題意は示された. (2) 題意を背理法で示す. , , がいずれも有理数と仮定すると,有理数 を用いて, とかける. また の係数は実数ゆえ である. (式5),(式7)からを消去すると だから(式6)に代入して を得る. 及び (1)から となるが,第一式,第三式より となり矛盾する. したがって背理法により題意は示された.