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京都大学 前期 1991年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1991年 第6問 (解答解説)

📝 問題

関数 は次の条件①,②を満たしている.

  1. ① は微分可能では連続,かつ

  2. ② 正の定数があって

  1. ②の等式の両辺をについて微分して得られる(の満たす)微分方程式を書け.またの値を求めよ.

  2. 正の定数,があって次の不等式(イ),(ロ)を満たしていることを示せ.

    1. (イ) 

    2. (ロ) 

  3. を求めよ.またの最小値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

与えられた方程式

の両辺を で微分し, を代入して

である.

次に(式1)に を代入して

である.右辺の被積分関数は で正だからこれが成り立つのは の時である().

(2)-(イ)

(式2)から

である. とおくと

であって,一階微分は

となるから,の増減表は以下のようになる.

0
0

表 1: の増減表

従って(式4)において の時

だから とおけば () なる が存在する.

(2)-(ロ)

(式4)から

となる.この右辺は において を に置きかえたものだから,(イ)より の時

となる. よって とおけば, なる が存在する.

(3)

(2)(イ) の不等式の両辺をで積分して

である. からはさみうちの定理を用いて

を得る.

そこで(式4)より求める極限値は

である.

次にの最小値を求める.(式4)よりの挙動がわかればの挙動がわかるのでこれを調べる.(イ)からだから は単調増加である.これと から, である. これと に注意して,(イ)の増減表から以下の二つの場合が考えられる.

の時

表 2: における の増減表 ()

この時は増減表よりはで最大だから,(式4)よりこの時が最小で

である.

の時

表 3: における の増減表 ()

この時は増減表より端点でが最大だから,(式4)よりこの時が最小で

である.

以上(式15),(式16)をまとめて求める最小値は

の時の時

である.

【別解】

(3)

(ロ)を直接使っても良い.(ロ)の両辺で割って

だから,でであることから挟み撃ちの定理から

である.

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