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京都大学 前期 1991年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1991年 第5問 (解答解説)

📝 問題

袋の中に個の白玉と3個の赤玉がある. 「袋の中の個の玉から無作為に1個を取り出し,つぎに(外部にある)白玉を1個袋に入れる」という試行をくり返す. 回目の試行で赤玉をとり出す確率をとする. また回目の試行を行なう前,袋の中に赤玉が個あり, かつ回目の試行で赤玉をとり出す確率を とする. 従ってである.

  1. ,,を,,で表す式(漸化式)を求めよ.

  2. をで表す式を求め,を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

1回の試行における球の取り出しと補充の概要

図 1: 1回の試行における球の取り出しと補充の概要

回目の試行前に袋に赤玉が 個入っており,かつ試行で白い球を取り出した(試行後も袋に赤玉が個入っている)確率を とおく.

(1)

$n$ 回目から $n+1$ 回目への赤玉個数の状態遷移図

図 2: 回目から 回目への赤玉個数の状態遷移図

回目の試行前に赤玉が個あるのは,回目の試行前に個の赤玉があって一つ赤玉を取り出した場合か,回目の試行前に個の赤玉があって白玉を取り出した場合だから,

と書ける.

また,とについて,回目の試行前には個の白玉と個の赤玉があるから,どちらの球を取り出すかの確率を考えて

なる関係がある.(式2)を(式1)に代入して求める漸化式は

である.

(2)

だから(式3)を辺々足し合わせて

である.また初期条件はの時,個の中から個の赤玉のどれかを引く確率だからである. よって(式4)と等比数列の公式から

である.

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