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京都大学 前期 1990年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1990年 第5問 (解答解説)

📝 問題

正角形の頂点にと時計まわりに番号がつけてある. 頂点0を出発点とし,サイコロを投げて出た目の数だけ頂点を時計まわりに移動し,着いた頂点の番号をとする. 次にもう1度サイコロを投げて出た目の数だけ,頂点から時計まわりに移動し,着いた頂点の番号をとする. このようにして定めた確率変数,について

  1. のそれぞれの場合について,とは互いに独立か.

  2. ,が互いに独立となる をすべて求めよ.

ただし確率変数,が互いに独立であるとは,となる確率 と かつとなる確率 との間に,次の等式(*)が任意の, について 成り立つことである.

  1. (*) 
✏️ 解答解説

【解答】

(1)

について確率変数が独立な時に成立する式

が成立するか個別に検討する.

の時

$N=5$ のときの頂点と出目の対応

図 1: のときの頂点と出目の対応

での成立が必要である.となるのは回目ともの目を出した時で

である.一方となるのはの目を出した時で

である.となるのは,回目に出る目の和がまたはの時だから

である.以上から は不成立では独立ではない.

の時

$N=6$ のときの頂点と出目の対応

図 2: のときの頂点と出目の対応

確率変数に対してであり,また任意のについてとなるのは常に一通りだから

である.よって任意のに対し が成立するので,とは独立である.

(2)

について(1)で調べたので,残りのについて個別に検討する.

の時

であり (1)と同じく, だから,は独立である.

の時

での成立が必要である. からは非独立である.

の時

この時は2周まわって6にいくことはないので,1回目に出た目を,2回目をとすると,となるのは の5通りである.従って

であり,また だから

となり,とは独立ではない.

以上から,が独立なのは

の時である.

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