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京都大学 前期 1975年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1975年 第5問 (解答解説)

📝 問題

とは自然数であって, 不等式, をみたすものとする. とおく.

  1. とくにとして,を最小にするを求めよ.

  2. も自由に動かした可能なすべての組のうちで,を最小にするものを求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた数列

について考える.

(1)

の時(式1)より

だから をみたすうちで逆数和を最大にするような の組をもとめれば良い. は で単調減少なことからしらみつぶしで考える.

の時

$a_1=2$ における条件 $(a_2-2)(a_3-2)>4$ と $a_3 \ge a_2$ の領域および候補点.

図 1: における条件 と の領域および候補点.

を(式2)に代入して

を満たすうちで左辺を最大にするを求めれば良い. (式1)より だから,(式3)の両辺にをかけて

だからとして順に代入すると

又は

なので,これらの逆数和を計算すると

の時

だから,このうち最大のものを選んで,

である.この時の値は

である.

の時

の時は(式2)に代入して

だから,これを満たす逆数和が最小のの組はである. この時で,は

となり,これはの時の最小値(式8)よりも大きい.よっての時はの時よりを小さくできない.

以上の場合分けと(式8)からもとめるのは

である.

(2)

の時を考えると,(式1)において

となって は とすることで最小値をとる. (式14)において をうごかした時は で最小値をとる.従っての時のの最小値は

である.

そこで以下 として考える. の時は

だから不適である.の時は(1)で調べたので,残りの時を考える. が で単調増加なことと の時 であることから,を最小にするのは の時の

である.

以上から,

の時での時での時で

となり, を最小にするのは

の時である.

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