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京都大学 前期 1963年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1963年 第5問 (解答解説)

📝 問題

与えられた三角形において,,,とし,つぎつぎに相似三角形

を作っていく.

  1. (イ) を限りなく大きくするとき,が定点に限りなく近づくための必要十分条件を,で表わせ.

「(イ)が成り立つとして,(ロ),(ハ)に答えよ」

  1. (ロ) の値は, の何倍であるか,それをとで表わせ. ここに,は面積を表わす.

  2. (ハ) の値を求めよ. また,を固定したまま,を限りなく0に近づけたとき,はどんな値に近づくか.

✏️ 解答解説

【解答】

相似な三角形 $\triangle OP_0P_1 \sim \triangle OP_1P_2 \sim \triangle OP_2P_3 \sim \cdots$ を次々に重ねていく様子

図 1: 相似な三角形 を次々に重ねていく様子

初項の三角形 $OP_0P_1$ と角 $\theta$,$\alpha$

図 2: 初項の三角形 と角 ,

題意より と の相似比は,

である. ここで に正弦定理を用いて,

だから(式1)に代入して,より

である.従って繰り返し用いれば

である.となる必要十分条件はとなることだから,(式6)よりこの条件は

である.

(ロ)

の面積 とする. まずの時

である.ただし簡単のため

とおいた. (式1)からとの関係は

である.繰り返し用いて(式8)から

である.したがって(イ)の条件 とあわせて,求める無限和は

だから,(式8)より は の

倍

である.

ハ

とおくと,(式1)より

であり,初項について, に正弦定理を用いて

だから,(式14)をくり返し用いて,

となるので,(イ)の条件より

である. として,

が求める極限値である.

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