【解答】
(1)
の時
図 1: でBが引いた時,勝ちになるパターンはBがを引くこと
図 2: でBが引いた時,勝ちにならないパターンはBがを引くこと.
この時,次にAがBから引くので状況は対称的になる.
まずの時,最初Aはを,Bはを持っている.
最初にBがを引いた場合はBの勝ちである.これは確率である.
一方最初にBがを引いた場合,AとBを入れ替えて最初の状況に戻る.
従って,
が成立する.これを解いて
が求める答えである.(答)
の時
図 3: でBが引いた時,勝ちになるパターンはBがまたはを引くこと
図 4: でBがを引いた時,AとBが入れ替わって最初の状態に戻る.
の時,まずBがを確率でひくと,AとBが入れ替わった状態で最初の状況に戻る.
次にBがかを確率で引くと,Bがカード枚,Aがカード枚になり,次のターンでAがBのカードを引いて,Bの勝ちとなる.
従って,
となる.(答)
(2)
の時, ゲームの進行は下図のようになる.
図 5: 最初にBがを引いた場合,AとBを入れ替えて最初の状況に戻る
図 6: 最初にBが以外を引いた場合,Bは一枚カードを捨てられる.
次のAのターンでも確実にAがカードを捨て,Aが枚,Bが枚のカードを持った状態になる.
すなわち,Bが確率でをひくと,AとBが入れ替わってゲームの開始時点に戻る.
Bが確率で他のカードを引くとBはそのカードを捨てられる.次のターンでAも確実にカードを1枚捨てられ,
その時Aが枚,Bが枚カードを持った状態である.
したがって漸化式は
となる.
まず, 「」を数学的帰納法で示す.
では(1)から成立するので,での成立を仮定すると
(式6)でとして両辺足し算すると
だからでも成立する.
以上から数学的帰納法により,全ての自然数についてであることが示された.
従って,(式6)の一式目からを消去すると
という漸化式を得る.よって題意は示された.(答)
(3)
新しく
とおいて(2)の漸化式に代入すると
である.
初期条件は(1)より
となるから,漸化式を解いて
である.
(式12)より,
となる.これを書き直して
が求める一般項である.(答)
【解説】