【解答】
図 1: 座標平面上の半径の円と点P,Qの様子
座標平面で原点Oを中心とする半径の円を置く.
Pとして考えて良い.
線分OPから線分OQに向かう角度をとおく.
弧PQの長さがだから,
を満たす.ここで題意よりだから,
が成り立っていることに注意する.
の値によって場合分けしてを考える.
**1 の時 (①から) **
は図2の斜線部の面積に等しく,
扇形
となる.
図 2: の時の領域の様子
2 の時
は図3の斜線部の面積に等しく,
扇形
となる.
図 3: の時の領域の様子
以上から,全ての場合で
と書ける.
(式1)を代入して変数をに取り替えると
である.この(式2)での最大値を求めれば良い.
一階微分は
ここで,を代入するとであり,それ以外の時は
となり,これはで正,で負だから,
の増減表は表1のようになる.
表 1: の増減表
よってはで最大値をとり,その最大値は
である.(答)
【解説】
解答中では半角,倍角公式をうまく使っての正負を判定したが,
普通にもう一度微分することでも増減表を求められる.
計算量はこちらの方が多くなるが,一般的な方法でテクニックが不要なので採用しやすいだろう.
の式において,正負は分子
の正負と等しい.そこでの一階,二階微分からの正負を求める.
より,まずの増減表は表2となる.
表 2: の増減表
増減表より,でをみたすが唯一つある.
従っての増減表は表3となる.ただし,に注意する.
表 3: の増減表
従って,はで正,で負であり,解答中の増減表に一致する.