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東京大学 前期 2012年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 2012年 第1問 (解答解説)

📝 問題

次の連立不等式で定まる座標平面上の領域を考える.

直線は原点を通り,との共通部分が線分となるものとする.その線分の長さ の最大値を求めよ.また,が最大値をとるとき, 軸とのなす角 の余弦を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

領域 $D$(斜線部)と直線 $l$ および弦 $AB$

図 1: 領域 (斜線部)と直線 および弦

与えられた図形を

とし,円との交点を

とおく.

題意を満たす は明らかに傾き正だから

とかける. 以下簡単のため と表す. すると 軸と とのなす角 として,

であり, と との交点のうちを満たすものの座標は連立して

である.との交点を, から軸に下ろした垂足をとすれば求める長さは

である.以下この最大値を求める.

領域 $D$ を横切る線分 $PQ = L$ と$x$軸への垂線の足 $P', Q'$

図 2: 領域 を横切る線分 と軸への垂線の足

(式8)をで微分すると

である.(式4)よりだからこの符号は

である. ここで は をみたすとする.との大小について,

だから,の区間内での単調増加性より

である.

以上よりの増減表は以下のようになる.

……

表 1: の増減表

したがって, の時に最大値をとる.

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