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東京大学 前期 2008年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 2008年 第5問 (解答解説)

📝 問題

自然数に対し,個をで表す. たとえば,,である.

  1. を0以上の整数とする. はで割り切れるが,では割り切れないことを示せ.

  2. が27で割り切れることが,が27で割り切れるための必要十分条件であることを示せ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

はで割り切れるが,では割り切れないことを帰納的に示す.

の時は,だから題意は成立するので,以下での成立を仮定し,でも題意が成立することを示す.とおいてを考えると

である. ここでだから仮定より,はで割り切れで割り切れない.一方,よりだから

となってはで割り切れるがで割り切れない.

従ってはで割り切れ,で割り切れないので,でも成立する. 以上から数学的帰納法により題意は題意は示された.

(2)

簡単のため: 「がで割り切れる」,: 「がで割り切れる」とおく. 必要性と十分性をそれぞれ証明する.任意の自然数はと互いに素な自然数とを用いて

とかけることに注意する.この時はとして

となる.

十分性

が成立する時,(式4)においてである. (1)からはで割り切れる. だからはで割り切れるので,(式5)よりを因数に持つもで割り切れる.よっては成立する.

必要性

が成立する時(式5)において,

個

だから,がで割り切れる.(1)からしたがってとなり,この時(式4)よりがで割り切れるから,たしかにも成立する.

以上から,となり,題意は示された.

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