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東京大学 前期 2008年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 2008年 第1問 (解答解説)

📝 問題

座標平面の点をへ移す移動を考え,点が移る行き先をと表す. を用いて直線,,,を以下のように定める.

  1. ・ は直線である.

  2. ・ 点が上を動くとき,が描く直線をとする.

以下を1次式を用いてと表す.

  1. ,を,で表せ.

  2. 不等式が定める領域をとする. ,,,すべてに含まれるような点の範囲を図示せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

によって 点 が 点 にうつるとすると

である. 従って は, にうつるので係数を比較して,

である.これが求める漸化式である.

(2)

初期条件は題意より

である. (式2)からを消去すると

なので,これを(式3)よりと合わせて解くと

である.従って(1)から直線の方程式は

である.これをと合わせて図示すると下図である.

直線 $l_0$ と一般の直線 $l_n$

図 1: 直線 と一般の直線

さて,切片である は について単調に増加し,で共に 1 に収束する. と の交点 はにかかわらず であり, の傾きを

とすると,簡単のため として

だから, は単調増加で, となる.以上から はと

の間を動く.これを図示すると下図の斜線部(境界は実線のみ含む)である.

直線 $l_n$ が動く通過領域($l_0$ と $l_\infty$ の間)

図 2: 直線 が動く通過領域( と の間)

従って,全てのについてとなる領域は下図の斜線部(境界は実線のみ含む)である.

すべての $n$ について $a_n x + b_n y > 1$ を満たす領域(斜線部)

図 3: すべての について を満たす領域(斜線部)

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