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東京大学 前期 2001年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 2001年 第2問 (解答解説)

📝 問題

次の等式を満たす関数 がただ一つ定まるための 実数,の条件を求めよ. また,そのときのを決定せよ.

ただし,は区間で連続な関数とする.

✏️ 解答解説

【解答】

表記の簡潔さのため,また明らかな時はなどと引数を略記する. 与えられた関数方程式

について考える.式中に現れる積分についてを分離すると

である.ここで簡単のため

とおくと(式2)に代入して

である.(式1)に代入して

である. さらに左の括弧内を ,右の括弧内を として:

(式6)に代入すると

である.(式3)の右辺に代入すると

および

となる.(式11),(式14)をの定義式(式7)に代入すると

である.

さて,(式8)から が一意に定まることが が一意に定まることの必要十分条件である.そこで(式16)でが一意に定まるようなの条件を求める. まずの時は不適だからこれ以外で考える.すると(式16)の二式は平面における直線を表し,解は二直線の交点である.よってこれが一意に定まるのは二直線が平行ではない時で,条件は

である.このもとで(式16)を解くと

であり,(式8)に代入して求めるは

である.

【別解】

(式16)からの議論は以下のようにしても良いだろう. (式16)の和差をとって

である.

の時

(式20)の第二式から である. 第一式より

であり,この時 は一意に定まる.

の時

(式20)の第二式は任意の で成立する. 第一式から

だが,これは複数ので成立するから は一意に定まらない.

以上から,求める条件は つまり である.

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