【解答】
図 1: 単位球内部の球面 ( 平面),( 平面)および共通点 の配置
題意の条件より は 上かつ 上だから, が存在する平面の交線 軸上にある.
そこで とおく.は原点中心半径の球の内側だからが必要で,対称性よりの場合のみ考えればよく
とする.
の中心を ,半径を とおいての最大値を求めれば良い.
対称性からの中心が
にあるとして考えれば十分である.この時の中心についても同様にとしてよく,またと一点しか共有しないことからである.すなわち
とする.
について
図 2: 平面における円 ,接点 への動径直線,および角
円は平面にあって,を通り,の領域にある.
半径が最大の場合を考えれば良いから,がと接する場合を考えよう.
するとである.
また, とおくと(式2)から
である.
の時は である.
一方 の時は が存在し,これに余弦定理を用いて
である.これはでも成立する.
従って 及び (式4)から, は の時に最大値
をとる.
について
図 3: 平面における円 ,接点 への動径直線,および角
この場合も,を最大にするのは円がに接する場合であるからそのケースを考える.
するとであって,
とおくと(式3)より
である.
の時 である. の時は が存在し,余弦定理から
である.これはでも成立する.
従って は で最大値
をとる.
以上(式9),(式15)から,半径の和の最大値 は, を固定した時,
である. で を動かすとは の時に最大値
をとる.