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東京大学 前期 1991年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1991年 第6問 (解答解説)

📝 問題

はで定義された連続な関数で, ならば,つねにであるものとし, とおく. このとき,であり, さらに任意のに対して, 原点と点,原点と点を結ぶ2直線と 曲線とで 囲まれる部分の面積はに等しいものとする.

  1. ,をそれぞれの関数として表せ.

  2. に対して,とおく. 積分の値を求めよ.

  3. 関数を決定せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

単調減少関数 $y = f(t)$,面積 $S(x)$ および各領域

図 1: 単調減少関数 ,面積 および各領域

題意から,はで単調減少な正の値をとる関数である. または

である.

次に,に関する面積の条件より

である.

(式1)の両辺をで微分すると

だから,(式4)と合わせてを消去すると,として

である.でだから(式1)よりとなるので,変形して

である.積分して題意の条件より,

である.(式4)から

である.以上まとめて

である.(答)

(2)

とおくと,初期条件である. (式10)の第二式ににを代入して,

である.が階差数列だから,のとき

である.

従って求める積分値は

である.

(3)

だからである.これと(2)の積分計算から,被積分関数が恒等的にである. 従って(式16)から

である. これはで定義された,連続な単調減少関数であり十分である. 以上から,

である.(答)

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