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東京大学 前期 1989年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1989年 第6問 (解答解説)

📝 問題

3個の赤玉と個の白玉を無作為に環状に並べるものとする. このとき白玉が連続して個以上並んだ箇所が現れない確率を求めよ. ただしとする.

✏️ 解答解説

【解答】

両端に赤玉を置き,白玉の隙間 $n+1$ 箇所に 2 個の赤玉を挿入する様子

図 1: 両端に赤玉を置き,白玉の隙間 箇所に 2 個の赤玉を挿入する様子

横一列に赤玉と白玉を並べることを考える. 左端と右端に赤玉を配置し,その間に個の白玉を並べる. 左右端の赤玉が円に並べた時の一つの赤玉に対応する. 白玉の前後にある箇所の隙間から,残りの二つの赤玉を入れる場所を選ぶ. 同じ隙間に個入れることも許すので,その選び方は重複組合せにより

通りであり,同様に確からしい. 隙間の番号を左からとし,赤玉を入れる場所を()とする.

3か所の白玉の個数はだから,赤玉の間の白玉が個以下である条件は

となる. よりだから(式2)を満たすを平面上に図示すると下図の斜線部となる.

条件を満たす領域(斜線部)

図 2: 条件を満たす領域(斜線部)

よって車線部の領域(境界含む)にある格子点の数があり得る配置の数で,これは

である. よって求める確率は全体の場合の数で割って

となる.

【別解】

赤玉を1個固定する.全事象は同様に確からしい通りである. 題意よりだから,

とおける.

下図のように3個の赤玉によって区切られる3か所の白玉の個数を,順にとする.

円周上に並ぶ赤玉と白玉,および3分割された各区間 $A, B, C$

図 3: 円周上に並ぶ赤玉と白玉,および3分割された各区間

白玉の総数がであるための条件は

である.であればも自動的に成り立つため,各部分の白玉の個数は以上以下となる. 従って条件を満たす配置の数は,から合わせて個以下の白玉を減らす方法の数,すなわち

,

を満たすの個数である.この時はにより自動的に決定される. 場合の数は

通りだから,求める確率は

である.

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