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東京大学 前期 1989年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1989年 第1問 (解答解説)

📝 問題

とする. 平面上の二曲線,が 第1象限になる交点をもつようなの範囲を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

2曲線 $\ell_1, \ell_2$ の概形と $y=x$ 上にない交点 $(\alpha, \beta), (\beta, \alpha)$

図 1: 2曲線 の概形と 上にない交点

与えられた曲線を

とする.(式1)を満たすようなの組が存在するようなについて考えれば良い.ただし

である.

(式1)にを代入して辺々足し引きして

である.(式2)よりで両辺を割って

を得る.さらに辺々足し引きして

で,題意よりだから

である.

(式2),(式6)なるの存在条件を求めれば良い. 平面にこれらを描画すると下図のようになる.

$\alpha\beta$ 平面における円 $\alpha^2+\beta^2=1$ と双曲線 $\alpha\beta=\dfrac{1}{k}$ の交点条件

図 2: 平面における円 と双曲線 の交点条件

からにも注意して,従って求めるべき条件は

である.(答)

【別解1】

最後(式6)からの変形だけ何通りか示そう. まず一つ目は(式6)の第一式からとおくことである. (式1)からである. これを(式6)の第二式に代入して

である.この値域を考えて

を得る.

【別解2】

(式6)以下,単に一文字消去しても良い. 第二式よりだから,(式2),(式6)に代入して

である.故にこれが解を持つ条件を調べる. とおくとおよび軸がだから, に解持つことが必要で,条件は判別式が正であること,よって

を得る.

【別解3】

(式6)以下,を解に持つ二次方程式を考えても良い. ,を解とする次方程式を考えてもよい. ,とおけば

だから,考えるべき二次方程式は

である.

これが正の異実解を持てばよいので,判別式として

である.(答)

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