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東京大学 前期 1975年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1975年 第5問 (解答解説)

📝 問題

図のように球 に内接する球の列 , がある. の中心 と の中心 はすべて同一平面上にあり, は の表面上にあって, この平面上において と は直線 に関して互いに反対側にある. また の半径は , の半径は である. このとき,

図 1

図 1

  1. と の共通部分の体積 を求めよ.

  2. に対して, とおくとき, を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

題意のの半径を

とおく.

円とについて考えよう. を原点とし, を 軸とする下図のような平面をとる.

球 $S_n, S_{n+1}$ の断面円 $C_n, C_{n+1}$ と交差領域(回転軸:$x$ 軸)

図 1: 球 の断面円 と交差領域(回転軸: 軸)

この平面での の断面の方程式は,の中心がの表面上にあることから

である.これらの交点の 座標は,二つの方程式を辺々引いて

である.

従って求める体積は二つの球欠の体積の和であり, 軸へ倍した座標で考えると,

とかける.

規格化座標 $(x', y')$ における積分領域の分割

図 2: 規格化座標 における積分領域の分割

各項計算すると

だから,(式8)に代入して求める体積は

である.

(2)

(式16)をと和をとってからの極限をとると

となる.

【解説】

覚えておくと便利なのが球欠の体積公式である.半径の球を中心からの距離のところで切断した球欠の体積は 対応する球扇から円錐の体積を引けば良いので

と書ける.(式11),(式14)に実際にこの公式を用いると

と計算出来る.

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