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京都大学 前期 2009年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 2009年 第3問 (解答解説)

📝 問題

【乙】

枚のカードを積んだ山があり, 各カードには上から順番に1からまで番号がつけられている. ただしとする. このカードの山に対して次の試行を繰り返す. 1回の試行では, 一番上のカードを取り, 山の一番上にもどすか, あるいはいずれかのカードの下に入れるという操作を行う. これら通りの操作はすべて同じ確率であるとする. 回の試行を終えたとき, 最初一番下にあったカード(番号)が山の一番上にきている確率を求めよ.

【甲】

,は,をみたす正の数で,不等式

をみたすとする.このとき,の組の範囲を座標平面上に図示せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

カードの移動操作と,$n$回目にカード$n$が山の一番上にくる2つの事象

図 1: カードの移動操作と,回目にカードが山の一番上にくる2つの事象

題意のように回目の試行の後に番号のカードが一番上にきているのは以下のいずれかである.

  1. 回目にのカードを引いて一番上に戻す.\

  2. 回目に1つ上におかれているカードを引いて,より下に戻す.

これらは排反な事象だから,それぞれの場合の確率を求めて足し合わせれば良い. 以下個別に考える.

回目にのカードを引く時

から回目の試行で引いたカードをのカードより下の位置におけばよく,この確率は

である.さらに回目の試行で引いたのカードは1番上に戻るので,この確率はだから, 全体での確率は

である.

回目にの1つ上におかれたカードを引く時

〜回目の試行のうち1回だけ,の上にカードをおく.これを回目の試行とすると, このような確率は

である.さらに回目に引いたカードはのカードの下におくので,確率はで, 全体での確率は

である.これをについて足し合わせればの場合の確率は

である.

以上(式2),(式5)を足し合わせて,求める確率は

である.

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