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京都大学 前期 1996年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1996年 第4問 (解答解説)

📝 問題

与えられた自然数に対し,数列を , によって定める. ただし実数に対しはを超えない最大の整数を表す.

  1. およびのとき,数列を求めよ.

  2. すべての自然数に対し, 次の2つの不等式,が成り立つことを示せ.

  3. ならば,以上のすべての整数に対しであることを示し, このときのの値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた数列

について考える.

(1)

(式1)でとして漸化的に計算すると

の時の時

である.

(2)

題意の不等式

を数学的帰納法によって示す.

まずの時は, より成立する. そこで以下での成立を仮定する.は単調増加だから,に対して

である.

次に,

であり,の偶奇で場合分けすると

の時の時

となる.よって

となる.

以上からでも(式3)は成立し,数学的帰納法により任意のに対して(式3)が成立する.

(3)

ならに対してであることをについての数学的帰納法で証明する. の時は成立するので以下での成立を仮定しての時を考えると,

仮定

からでも成立する.よって題意の前半は示された.

そこで以下この時のの値を求める.(2)およびから

である.よって鳩の巣原理から となるがある. この時(式1)

である.についての偶奇で場合分けする.

の時

と(式12)から である.

の時

と(式12), および から である.

以上まとめて,

である.

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