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京都大学 前期 1985年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1985年 第3問 (解答解説)

📝 問題

,は実数とし,の2根を,とする.

  1. (i) ,とすれば, いかなる複素数に対してもとなる実数,が存在することを示せ.

  2. (ii) とおくとき, 次の条件(*)を満たす点全体の集合を決定し, 図示せよ.

    1. (*) ,がともに実数なら,
✏️ 解答解説

【解答】

(1)

与えられた方程式において題意より判別式だから,これは虚数解を持つ. であるからこの時, となるので,解と係数の関係より

とおける.したがって, とすると ()

と表せる.よって題意は示された.

(2)

与えられた方程式

について考える.

(1)の条件が成り立つとすると,実数に対して

が任意の複素数を動くから,の解もとりえて題意の条件を満たさずに不適である.従って 又は が必要である.以下個別に考える.

(ア) の時

この時は(1)から は実数である. に注意する.

まずの時はだからとなり題意の条件を満たす.それ以外の時は または だからは任意の実数値を取る.従って常にとなるのはが実数解を持たない時で,判別式として

である.

(イ) かつ の時

この時は は純虚数であるから, は任意の () の形の値をとる.よってこの時

かつ

である.よって であれば条件をみたす.

以上の場合分けより求める条件は

かつかつかつ

である.これを図示すると下図斜線部(境界は実線のみ含む)となる.

条件を満たす $(b,c)$ の領域(斜線部および $c$ 軸上の赤線部分.境界は実線のみ含む,白丸の点は含まない)

図 1: 条件を満たす の領域(斜線部および 軸上の赤線部分.境界は実線のみ含む,白丸の点は含まない)

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