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京都大学 前期 1984年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1984年 第4問 (解答解説)

📝 問題

空間に三角形があるとし,空間の原点は,この三角形が決定する平面上にはないとする.

  1. 実数,,が, 等式を満たすならば, であることを示せ.

  2. 辺,,の長さを,それぞれ,,とし,三角形の内接円の中心をとすると, 等式が成立するという. ,,を,,を用いて表せ.

✏️ 解答解説

【解答】

空間内の原点 $O$ と三角形 $ABC$ およびその内心 $P$

図 1: 空間内の原点 と三角形 およびその内心

(1)

与えられた関係式

の左辺を整理すると

左辺

である. はどの2つも平行でないから, の時(式1)の左辺の表す点はと異なる平面にあり不適である. よって だから(式1)に代入して

となる場合を考える.の張る平面内に座標をとって とおける()からこの時(式3)は

から だから が従う.これをに代入して を得る. 以上から(式1)が成り立つ時 である.よって題意は示された.

(2)

角の二等分線 $AQ,BR$ の交点にある内心 $P$

図 2: 角の二等分線 の交点にある内心

との交点, との交点とする. 題意より点が三角形の内心だから,が成り立つ.従って点に対しとおくと

が成り立つ.点は上の点だから として

式

と書ける.

(1)と同様にして, の時, だから, (式8)で係数を比較して

である.(式8)に代入して整理して

だから,

となる.従って(1)と同様に考えて

である.

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