京都大学 後期 1997年 第3問 (解答解説)
📝 問題
点
が成立しているとする.
-
であることを示せ. -
点
, を , となるようにとる.このとき , , , が互いに異なるならば,これら 点は,この順で,ある長方形の頂点となっていることを示せ.
✏️ 解答解説
【解答】
点 X の位置ベクトル (O 始点) を
である.また,各点が球面上にあるから
である.
図 1: 球面上に点ABCDが配置されている様子
(1)
(式1)から
だから,両辺2乗して, (式2)を用いて
となる.
ここで,
だから,(式4)よりこれらは等しく,
となる.よって題意は示された.
(2) AB’CD’が長方形をなすことを示すには, 対角線ACとB’D’の長さが等しく,またその中点で交わることを示せばよい.
図 2: 点A,B’,C,D’の様子
まずは対角線の長さACとB’D’を考える.
題意より,
だから, (1) と同様に両辺二乗して(式2)より
であり,(1)と同様に
となる.従って対角線の長さは等しい.
次に,対角線ACとB’D’の交点がこれらの線分の中点であることを示す. (式12)より
だから,ベクトル
以上および,AB’CD’が互いに異なる点であることから,
四角形 AB’CD’ は長方形をなす.