東京工業大学 前期 1989年 第3問 (解答解説) 📝 問題 関数は次の等式 を満たしているとする. 関数がで微分可能であるとき,次の問に答えよ. 関数はすべてのの値で微分可能であることを証明せよ. 関数を求めよ. ✏️ 解答解説 【解答】 与えられた関数方程式 について考える. (1) (式1)から だから,として両辺で割ると となる.両辺の極限をとると である.ここで右辺の極限について題意より だから代入して である.従って左辺の極限値が存在するから,は任意ので微分可能である. (2) まず(式1)でとして, である.(式6)より だからとして である.両辺を積分して とおける.ただしは積分定数である. (式7)に代入してである. の時 この時(式12)よりだから,(式1)に代入すると 左辺右辺 となって恒等的に(式1)が成立するから十分である. の時 この時は(式12)よりであり,この時も(式1)は成立するから十分である. 以上から求めるは である.