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東京大学 前期 1995年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1995年 第4問 (解答解説)

📝 問題

を正の整数とする.の正の約数に対し

とおく.このとき,次の各に対しての最小値を求めよ.

  1. ,ただしは正の整数

✏️ 解答解説

【解答】

正の実数に対して

とおくと,のグラフは下図のようになる.

$y = x + \dfrac{N}{x}$ のグラフ

図 1: のグラフ

したがってがの約数のときはの最小値はである. がの約数でないときは,の正の約数のうちより小さいものの最大値を,より大きいものの最小値をとすれば,の最小値は,のうち大きくない方である.

がの約数の時

(1)

のときを考えるとであり,の正の約数はである.が約数になるかどうかはの偶奇によるので,個別に考える.

が偶数のとき

は整数だからはの約数である.したがって,

となる.

が奇数のとき

は整数でないので,はの約数ではない. が整数であることと, はについて単調増加するから,

,

となる.このときより,

,

で両者の値は等しいから

である.

以上(式3),(式7)をまとめて求める最小値は

が偶数,が奇数

である.

(2)

だから,

である. はの約数でないので,はの約数ではない. また,はともにの約数だから,

,

となる.このとき,

だから,(式1)より求める最小値は

である.

【解説】

(1)も(2)もになっているが,これには理由があって,前後の最も近い二つの約数はお互いがペアになってを満たすから

となってこれらは等しくなる.

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