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東京大学 前期 1990年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1990年 第2問 (解答解説)

📝 問題

3次関数は, 次の条件(i),(ii)をみたすものとする.

  1. (i) ,.

  2. (ii) 区間で極大値1,極小値-1をとる.

このとき,

  1. を求めよ.

  2. 3次関数が区間でをみたすとき, なる任意の実数に対して不等式が成立することを証明せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

$y = h(x)$ のグラフの概形

図 1: のグラフの概形

で が極大値を取るを,極小値を取るをとおくと,題意より

である.よって因数定理より

と書ける.第一式をで微分して

である.これがと等しいから,

である.(式2)の第二式にに代入して

だから,(式2)の第一式と係数を比較して

次定数

である.に注意して整理すると

である.これを(式2)に代入して求める関数は

である.

(2)

$y=h(x), -h(x)$ と任意の関数 $f(x)$ の交差および $|x|>1$ での大小関係

図 2: と任意の関数 の交差および での大小関係

は連続な関数で,を満たす. また(1)から

である.従っては でそれぞれ交わる. は3次関数だから, と定めるとこれも高々次関数である.そこで適当な でない定数 と,

をみたす において

とおける.

まずの符号について,とすると

より,である.

したがっての符号について

においては,においては,の時,の時,

である.

についても同様の議論から,

の時,の時,

である.

(式13),(式14)から

の時

である.

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