【解答】
図 1: 三角形の外接円(半径1)と中心角
上図のように頂点を,,となるように定め,三角形の外心をOとする.
三角形が鋭角三角形なのでOは三角形の内部にある.
に注意して三角形に余弦定理を用いると
となる.円周角の定理より
が従う.
次に三角形に余弦定理を用いると
を得る.の範囲では複号正の時常にとなり,
複号負の時にはの時にとなる.
そこで次に三角形が鋭角三角形になるかを確認する.
再び三角形に余弦定理を用いると
式
および同様に
式
である.が鋭角であるにはこれが正であれば良い.
以下複号に応じて場合分けする.
(式8)において複号正の場合
(式14)の分子はより明らかに正だからは鋭角である.
(式19)の分子について
式の分子
で,これはより常に成立するから,も鋭角である.
以上より三角形は鋭角三角形である.
(式8)において複号負の場合
(式19)の分子はより明らかに正だからは鋭角である.
(式14)の分子について
式の分子
だが,これはの時には成り立ち,の時には成立しない.
しかしの時にはとなるからこのような三角形は存在しない.
よって矛盾し,複号負とはならない.
以上より(式8)で複号正の時に三角形が鋭角三角形である.
よって
と表せる.
図 2: 三角形の様子