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京都大学 前期 2002年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 2002年 第3問 (解答解説)

📝 問題

は整数を係数とするの4次式とする. 4次方程式の重複も込めた4つの解のうち, 2つは整数で残りの2つは虚数であるという. このとき,,の値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた方程式

について考える.係数が整数だから2つの虚数解はお互いに複素共役であり,または解ではない. そこで2つの整数解を,2つの虚数解をとおく.解と係数の関係から

である.(式4)はさらに変形して(式3)より

題意よりが整数だから(式2)より

である.よって(式5)より

が従う.しかるに(式3)において が全て整数だから

である.

単位円$|z|=1$上の$z=e(\theta)=\cos\theta+i\sin\theta$と$\cos\theta=0,\pm\dfrac{1}{2}$を満たす点

図 1: 単位円上のとを満たす点

そこでとおくと,(式8)より

だが,このうちつまりの時はが実数になって不適なので

である.

以下,が(式10),(式12)の時に解と係数の関係(式2),(式5),(式7)を満たすかどうかを調べる.

の時

(式2),(式5),(式7)に代入して

となり,(式1)に代入して元の方程式は

であり,いずれもの判別式を満たし十分である.よって

である.

の時

(式2),(式5),(式7)に代入して

となり,(式1)に代入して元の方程式は

であり,いずれもの判別式を満たし十分である.よって

である.

以上から,複号同順として求めるの組は

である.

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