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京都大学 前期 2000年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 2000年 第6問 (解答解説)

📝 問題

,は整数で,,とする. サイコロを回投げて出た目の和を5で割ったときの余りがに等しくなる確率をとする.

  1. をを用いて表せ.

  2. の最大値を,最小値をとするとき次の(イ),(ロ)が成立することを示せ.

    1. (イ) .

    2. (ロ) 任意の, に対し .

  3. を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

サイコロの目 $1 \sim 6$ を $5$ で割った余りの分類と確率

図 1: サイコロの目 を で割った余りの分類と確率

の中には 5でわって1あまるものが2つ,そのほかのあまりが1つずつある.

(1)

$n$ 回目の各余り $X_n$ から $X_{n+1} = 0$($P_{n+1}(0)$)への状態遷移図

図 2: 回目の各余り から ()への状態遷移図

回目までの数字の合計をで割ったあまりを,回目に出た目をとおくと

である.

例えばについて考える.回目の時点での場合,それぞれの目が出ればよく,の場合はの二つの目が出れば良いから,

である.さらに確率の和がであることから

だから代入して

である.

他のについても同様に考えると,の値に応じてとなるは1つ()または2つ()あるから,の場合だけ二つ対応する目がある. 従って

である.ただしはで考える.個別に書き下せば

となる.

(2)-(イ)

題意より だから, について足して

だから,(式3)を代入して

である.

(2)-(ロ)

(式8)から

だから,をで置き換えた式と辺々引けば

となる.

(3)

(式13)から として,

が成り立つ.くり返し用いて,

である.この右辺はでに収束するから,挟み撃ちの定理より

である.(式11)よりこれが成り立つには

である.さらに題意より だから,はさみうちの定理より求める極限値は

である.

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