アーカイブ一覧へ戻る
京都大学 前期 1997年 解答解説 このページの閲覧数
前の年度 1996年 次の年度 1998年
🧭 1997年度の関連ナビゲーション:
第1問 (問題) 第1問 (解答) 第2問 (問題) 第2問 (解答) 第3問 (問題) 第3問 (解答) 第4問 (問題) 第4問 (解答) 第5問 (問題) 第5問 (解答) 第6問 (問題) 第6問 (解答)

この問題のOpen Issue(0件)

GitHubで確認 ↗

この問題に紐づくOpen Issueはありません。

情報取得:。最新の状態はGitHubで確認できます。

京都大学 前期 1997年 第5問 (解答解説)

📝 問題

箱の中に1と書かれたカードと3と書かれたカードが合計枚入れてある. 1回の試行で,箱の中からでたらめに1枚のカードを取り出し,その数字を見た上で,箱の中に戻す.

,2人がそれぞれ試行を2回または3回行って, その間に取り出したカードに書かれている数の合計が大きい方を勝ちとするゲームを行う. ただし,1人が3回の試行を行って,取り出した数の合計が7または9の場合には,その人の得点は0とする規則である.

そこで,はそれぞれ次の作戦でゲームを行うことにした.

:2回目までの合計が2のときは3回目を行い,4または6のときは3回目を行わない.

:2回目までの合計が2または4のときは3回目を行い,6のときは3回目を行わない.

1と書かれたカードの枚数を とし,とする.

  1. の得点の期待値,の得点の期待値をそれぞれで表せ. また,となるためのの条件を求めよ.

  2. の勝つ確率を,の勝つ確率をとするとき:「ならば」といえるか?

✏️ 解答解説

【解答】

3回引いたカードの組合せと取り出したカードの数の合計(括弧内)

図 1: 3回引いたカードの組合せと取り出したカードの数の合計(括弧内)

3回で引くカードは上図のようになる.

(1)

点数AB
3
40
5
6
00
計11

表 1: A,B が得る得点の確率分布

がとりうる点数の確率は上の表のようになる. したがっての得点の期待値は

である.

またとなる条件は

から,である.

(2)

まずを計算する.(1)の表からの得点(これは排反)で場合分けして,

が点が点が点

である.同様に引き分けとなる確率はの得点が等しい時だから

である.全ての事象は “Aが勝つ” “Bが勝つ” “引き分け” の3つの排反事象で全てだから,

である.よって,

である.(式5),(式18)およびから,ならばとは言えない.

この解答の誤りや分かりにくい点に気づきましたか? GitHubで報告する