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京都大学 前期 1995年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1995年 第2問 (解答解説)

📝 問題

,はをみたす自然数とし,,は素数でとする. このとき,であるならば,をで割った余りが1であることを示せ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた条件

について考える.

題意の条件

が成り立つ時,がで割って余る,すなわち

であることを示す.

(式3)においてが素数だから左辺も素数である. ,(式)から, が必要である.(式3)に代入すると

だから(式4)は

である.これを個別に検討する.

の証明

の偶奇は一致するから

である.

の証明

(式4)の第1項に二項定理を用いて

である.ここで の時,

において,が素数ゆえ は と互いに素だから は の倍数である. よって(式8)の右辺はで割り切れるから,

である.

から は でわりきれる.よって題意は示された.

【別解】

特にはフェルマーの小定理より

だから

と一瞬で求まる.

【解説】

フェルマの小定理の証明をいくつか紹介する. まず一番有名なのはとをで割った組が等しくなることを用いて

とする方法である.

別の手段としてについて数学的帰納法を使う方法もある. 帰納法も二つ有名な変形方法があり,

とする方法と二項定理より

だから

とする方法がある.

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