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京都大学 前期 1987年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1987年 第6問 (解答解説)

📝 問題

,,3人がいて,それぞれ,赤札と白札を1枚ずつ持っている. この状態から出発して,次のような札の移動を何回か行う.

各回の移動では,はに,はに,はに,持っている2枚の札のうち1枚を無作為に選んで,同時に渡す.

  1. 何回かの移動の後起こりうる札の状態を全部書き上げ, それらにというように記号をつけよ. ただし,最初の状態にはをつけよ.

  2. 上で得た各状態から1回の移動でになる確率をそれぞれ求めよ.

  3. 最初の状態から回移動したとき,の状態にかえっている確率を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

赤玉R, 白玉Wと表す.人が,を選ぶ確率は確率で同様に確からしい.

(1)

あり得る状態を全てリストアップすると以下のようになる.

ABC
(R,W)(1,1)(1,1)(1,1)
(R,W)(1,1)(0,2)(2,0)
(R,W)(2,0)(0,2)(1,1)
(R,W)(1,1)(2,0)(0,2)
(R,W)(0,2)(2,0)(1,1)
(R,W)(0,2)(1,1)(2,0)
(R,W)(2,0)(1,1)(0,2)

表 1: 玉の個数による状態の分類

(2)

遷移確率をリストアップすると以下のようになる.

(3)

$n$ 回目から $n+1$ 回目への状態遷移図

図 1: 回目から 回目への状態遷移図

の漸化式について考える.(2)で

だから,回目にだったものが回目でに遷移する確率は,回目に以外だったものが回目でに遷移する確率はだから,漸化式は

となる.等比数列の公式から

となる.

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