アーカイブ一覧へ戻る
京都大学 前期 1986年 解答解説 このページの閲覧数
前の年度 1985年 次の年度 1987年
🧭 1986年度の関連ナビゲーション:
第1問 (問題) 第1問 (解答) 第2問 (問題) 第2問 (解答) 第3問 (問題) 第3問 (解答) 第4問 (問題) 第4問 (解答) 第5問 (問題) 第5問 (解答) 第6問 (問題) 第6問 (解答)

この問題のOpen Issue(1件)

GitHubで確認 ↗

情報取得:。最新の状態はGitHubで確認できます。

京都大学 前期 1986年 第6問 (解答解説)

📝 問題

となる実数に対し,点を中心とし半径がの円をとする. 円は中心がで円と異なる2点,で交わり,となるものとする. 円の内部を,円の内部を,四辺形の内部をと表す. をの範囲で変化させるとき,から交わりを除いた部分の面積の最大値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

問題の幾何配置と角 $\alpha, \beta$

図 1: 問題の幾何配置と角

題意よりであり,図形は軸対称だから でもある. が にある時明らかに とはならないから, が にある時のみ考える. 円 の半径 とし, から軸への垂足 , , とおく () .

まず題意からに三平方の定理から

である.または,より

を満たす.

次にをふた通りで表して

である.

四辺形 $OPO'Q (=D'')$ から共通部分$D\cap D'$を除いた領域(斜線部)

図 2: 四辺形 から共通部分を除いた領域(斜線部)

このもとで題意の面積(上図の斜線部)を求めよう.これは

扇形扇形扇形扇形

であり,各項個別に計算すると

扇形扇形

だから(式7)に代入して

である.以下で動かした時のの最大値を求める.

(式11)をだけで表す.(式2),(式4)より

だから(式1)に代入して

である.(式13),(式14)を(式11)に代入して

を得る.両辺で微分して

および

だから は単調減少である.これと からの増減表は以下のようになる.

表 1: の増減表

よって は で最大値

をとる.

【解説】

$r=r'=1/\sqrt{2}$ のとき.四辺形 $OPO'Q$ は正方形

図 3: のとき.四辺形 は正方形

この解答の誤りや分かりにくい点に気づきましたか? GitHubで報告する